#8【超初心者でも安心】バウンドするテキストを学ぼう〜After Effects チュートリアル〜

After Effects
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ピョンって出てきてバウンドするテキスト。
意外と簡単にできるんです!

こんにちは。
エディコムにきていただきありがとうございます。
今回は超初心者の方でもできるAfter Effectsのチュートリアル「バウンドするテキスト編」です。

グラフエディターを使ってバウンドをさせていきます。
さらに前回の記事で作ったアニメーションにのせていこうと思います。
前回の記事はこちら。

#7【超初心者でも安心】立体的なパスのトリミングを学ぼう〜After Effects チュートリアル〜
After Effects(アフターエフェクト)って難しいよなぁ…どうやって勉強したらいいのかなぁ…って思ってるそこのあなたでもできるAfter Effectsのチュートリアルです。今回は立体的なパスのトリミングアニメーションです。






完成動画と動画でのチュートリアルはこちら。





1.新規コンポジション



新規コンポジションを作成します。
上記の画像を参考に設定してください。

2.テキスト



テキストを入力していきます。
お好きな文字、サイズ、フォントを決めて入力してください。

  • テキストを入力(今回はBOUNDにします)
  • 色は見やすいように白
  • 整列をしてセンターに配置

3.テキストからシェイプを作成



テキストのシェイプを作成して、この後の作業用に別々にしていきます。

  • テキストを選択して右クリック
  • 作成→テキストからシェイプを作成を選択
  • できたレイヤーを複製
  • 片方は頭の文字のみ、もう片方は頭の文字以外を消す
  • 名前もわかりやすいように変更


4.アンカーポイントの移動



アンカーポイントを移動させます。
これはBの文字が飛び出す時にスケールを調整するためのものです。

  • アンカーポイントツールを選択
  • コマンド(Windowsの方はCtrl)を押しながらBの文字の下側にアンカーポイントを移動させる

コマンドを押しながら移動させることで、きりのいい所に吸い付いてくれます。


5.次元に分割



頭の文字の位置を分割して制御しやすいようにします。

  • Bの文字の位置(S)を表示
  • 位置を右クリックして次元に分割を選択
  • 上記画像を参考にY位置にキーフレーム(数字は全て一緒で大丈夫なのでキーフレームだけ打っていきましょう)
  • 作業しやすいように他は非表示(目のマーク)にしておきます


6.グラフエディター1



イーズをかけるのとエディターの表示の仕方を変更します。

  • 先ほどのキーフレーム全てにイージーイーズをかける
  • 表示を速度グラフから値グラフに変更


7.グラフエディター2



グラフエディターを使ってバウンドを作っていきます。

  • まずは全部のキーフレームを選択して出てきたハンドルをした方向に引っ張る
  • ハンドルは一つのキーフレームに対して左右出てくるので両方とも
  • どのくらい引っ張るかはプレビューしてみてお好みで
  • 出来上がったら一つ一つの山を徐々に小さくなるように調整する

After EffectsではY座標の小さい数値が上、大きい数値が下になる。
今回は上方向にバウンドさせたいので、グラフは下向きになるということを覚えておきましょう。


8.スケールを調整



スケールを調整して飛び出してる感を出します。

  • X,Y位置を表示させたままスケールを表示させたいので、Shiftを押しながらSを押す
  • チェーンマークを外す
  • 最初に飛び出して一番上にきたあたりにスケール100%
  • 0fはYの値のみ0
  • 緩急をつけていく
  • 今回はどちらも左いっぱいまで引っ張る


9.横移動



真ん中から出てきて横に移動するようにアニメーションを打っていきます。

  • 2:00fと2:20fにキーフレーム
  • 2:00fのキーフレームのところにインジケーターを移動させて整列でセンターへ
  • 緩急をつける

2:20fの時には元の位置に戻したいので移動させないように注意


10.マットを作成



ペンツールを使ってマットを描いていきます。
あとで調整もできるのでざっくりでも大丈夫です。

  • ペンツールでBの文字の左側にOUNDが入るくらいの大きさのパスを描きます
  • マットの右端の形は文字によって調整します

あとで親子リンクを設定する時にずれてしまう可能性があるので、インジケーターを2:00fに移動させて描くようにしましょう。


11.その他の文字にアニメーション



OUNDの文字にアニメーションをつけていきます。

  • OUNDの位置(S)を表示
  • 2:00fと2:20fにキーフレームを打つ
  • 2:00fの時に、先ほど作ったマットの中に隠れるようにXの値を調整
  • 2:20fは元の位置
  • 緩急をつける


12.アルファ反転マット



アルファ反転マットを使ってBの中に隠れるようにします。
今のままだとマットレイヤーが置いてけぼりになってしまうので、Bと動きを連動させるように設定もしましょう。

  • マットをOUNDレイヤーの上に移動させる
  • OUNDレイヤーのトラックマットをアルファ反転マットに変更
  • OUNDレイヤーは2:00fまで使わないのでカットします
  • インジケーターを2:00fまで移動させてOption+[(WindowsはAlt+[)
  • マットがBのテキストと連動するように親子リンクを設定します
  • 2:00fにインジケーターを移動させて親子リンクからBを選択

ショートカット
インジケーターのある場所(現在の時間)までレイヤーのインポイントを短くする=
Option+[
インジケーターのある場所(現在の時間)までレイヤーのアウトポイントを短くする=
Option+]


13.ブラー



2つのテキストのレイヤーを選択して、ブラーをオンにします。
テキストの色を暗めに変更しておきます。
これでテキストのアニメーションは完成です。

14.前回の作品に合わせる


前回のコンポジションに合わせてみましょう。
バウンドテキストのコンポジションは複製して2つにしてください。

15.エフェクト



2つのバウンドテキストのうち、
・下のコンポジションには影で作ったCC Radial Blurを
・上のコンポジションにはベベルアルファを
それぞれコピーしてきて適用します。

16.完成



以上で完成です。
いかがでしたでしょうか?

バウンドはグラフエディターを使うと視覚的にも見やすいのでおすすめです。
ロゴなどを同じようにバウンドさせるのもかわいいと思います。
もっとバウンド感を表現するのであれば、着地したタイミングに合わせて潰れるように、スケールのアニメーションを入れといいです。




ショートカットを覚えたい方はこちらの動画を参考にしてみて下さい。


最後まで見ていただきありがとうございました。
次の記事もよかったら読んでください。

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